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「部屋の中で行われる事物のレイアウトの限りない更新や、家から駅までの経路の日々の試行錯誤を通して、見知らぬ部屋や土地が少しずつなじみ深いものになっていく一連の手続きこそ、引越しという行事なのではないでしょうか。」(「はじめに」より)
インタビューの記録に図版や注釈、写真などを並走させる(ノートをつける)ことで、建築や都市論をこえて、広義の人と空間や場所との関わりを具体的な事例とともに学びながら再考する『ノーツ』。改訂新版の初号を経ての待望の第二号のテーマは「引越し」。
小説家・滝口悠生へのインタビューを筆頭に、文化人類学者や建築家、写真家、アート・コレクティブ、映像エスノグラファーらとの対話を通して、個々人の生が抱える私的な問題が土地の文脈や時間の経過と複雑に関係し合う「引越し」を問い直します。
「庭」を特集した初号に続き、誰もが経験し見知っている身近な事象と、専門性の異なる人々による様々な表現の試行とアプローチをつなげ、注釈を通し歴史や過去を同時に眼差す人文知的な関心の伸びひろがり方が、知的好奇心を刺激し、日々の創作や思考にいたるヒントを齎します。
リング綴じ製本など商業出版物ではなし得ない野心的なブックデザインも含め、手に取ることの楽しさを感じさせる今後の展開も楽しみなシリーズ。
編著 |
井上岳+齋藤直紀+石毛健太 |
発行 |
ノーツエディション |
その他 |
204P / 155mm × 210mm / リング綴じ |
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