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青二才のままで、青二才であるがゆえの後先考え(られ)ない闇雲な行動が、時として現実に誰かを救い、世界を変えることさえ有り得るのだという、それ自体が幼稚で短慮な、たぶん間違ってもいる思い込みに賭けること。アベカズの小説には、そんな「奇跡」が溢れている。(本書所収「阿部和重の十冊」より)
二〇二四年にデビュー30周年を迎えた小説家・阿部和重。本書は、その登場から常にこの希代の作家を論じてきた同時代の批評家/思考家・佐々木敦による阿部和重についての文章、インタビューから重要なものを三十編集成した一冊。デビュー作『アメリカの夜』から芥川賞作『グランド・フィナーレ』、20年の月日を費やした神町サーガ三部作『シンセミア』『ピストルズ』『オーガ(ニ)ズム』、そして最新短編集『Ultimate Edition』までの作品評論から見えてくる作家の足跡、"幼少の帝国"日本と日本文学の流れにおいて作家が思考し表現してきたものとは。発行は著者自身が代表をつとめるレーベル HEADZ より。黒地に金文字の瀟洒なデザインは戸塚泰雄氏。