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井澤元一画文集「新版 古都点描」

井澤元一画文集「新版 古都点描」

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千年の都・京都。世界中から観光客が押し寄せるこのまちを、明治から平成まで見つめつづけた洋画家がいました。井澤元一。

 

海外から新しい芸術の波が押し寄せ、進化を遂げようと勢いづく日本洋画界で、東西伝統の真の融合を目指す孤高の哲人・須田国太郎に師事し、役所勤めと画業との間でもがきながら自らの表現を模索した井澤は、50代になって日本文学者ドナルド・キーンとの親交をきっかけに、それまで敬遠していた「京都の日常」を描くようになります。

 

本書に収められたのは、そんな井澤が1970年代後半に捉えた社寺建築や祭礼、風景などの京都の風物です。キーンが「井澤さんの絵には、いつも京都を喚起させる何かが存在する」と評したように、華やかな観光地とは異なる京都の素顔、生活の地層から湧き上がる情趣がのぞく、35編のエッセイと水彩画。

哲学者・鷲田清一の序文とともに、京都ファンや京都をよく知る人にこそ読んでほしい画文集です。(版元HPより)

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