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静止画から時間や動きを感じるとき、私たちの知覚や認識はどのようにはたらいているのだろう。
『観察の練習』などの著書で知られるコグニティブデザイナーの菅俊一さんによる2冊『指向性の原理』と『視線の設計』は、フリップブックなどの動いていない情報からさえ動きを能動的に感じてしまう人間の「補完」という知覚現象に着目し、鑑賞者がたった1つの静止した情報からでも動きをイメージする現象=「指向性の生成」の条件とそこから生まれる表現の可能性を探求した作例集。
こちらは、始点と終点を設計することで指向性が生まれる一本の”線”、強力な指向性をもつ”矢印”とその生成の条件、存在しない線を空間に生み出す”視線”、意味を持った文字の連なりとして指向性を発揮する”文章”など、ふだん日常的に接し、わたしたちが無意識にそこから動きを読み取っているものをあらためて検討する『指向性の原理』。抽象化された線や形から人が複雑な情報を受け取ることができることの不可思議さとそれを活用した街のなかの事例にも目がひらかれるような一冊。少し大きめのスマートフォンのようなサイズ感も書籍としては珍しくユニークです。発行は、編集者としてアートやデザイン、映画などの領域を独自の視点で切り取る後藤千佳さんの個人レーベル UMISHIBAURA より。
著者 |
菅俊一 |
出版社 |
UMISHIBAURA |
その他 |
120P / 83mm × 147mm / ソフトカバー |
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