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川崎 鶴崎さんはどういう時に聴くの?
鶴崎 何で聴き始めたかは覚えてないですけど、昔アルバムをランダムに借りていた中に入っていたかも。キセルの曲って、流れた瞬間に胸の中がファーってなる感じが(笑)。
川崎 (笑)
鶴崎 それでたまに聴いているんですけど。とにかく気持ちよい感じ。ファーって。
川崎 ずっとファーファー言ってる。このゆっくりな感じが、ずっと聴いていたいなって感じ?
辻 そうですね。歩きたくなるというか、ファーっていうのもすごくわかる(笑)。風通しがいい感じがすごくして、風も呼び込んでくる感じで。
鶴崎 懐かしい感じで、色が見えるというか。夕焼けの色とか。感覚がとにかくファーっとなる。
(本書p.75-76「ファーっとゆるむ」/キセル「君と旅」より)
野口整体を出発点に、健康教授を芸術活動と認識し、土曜社の「整体対話読本」シリーズなどでその思想を表してきた整体指導者の川崎智子さんが、参加者が持ち寄った楽曲を題材にしながら、体の運動特性や体癖、気など「整体」の視点から音楽をよみとく対話式のあたらしい音楽と整体の本。
ボブ・マーリーからフィッシュマンズ、ジミヘンにRC、キセルにCAN、大貫妙子、蓮沼執太、冬にわかれて、埋火、そしてウェザー・リポートまで。個人的な悩みや記憶、環境など、音楽をどのように聴いているのかということから、自分の体の状態を知り、健康を知り、ひいては体の「要求」を知ること。
音楽を聴いて感じる、曰く言い難い気持ちよさや心地よさ、その時の記憶や経験はきわめて個別的でありながらともにそれを聴く時間を持つことで共有できるものでもあるということの実践と、それ自体がほぐしていくもの。対話の合間にはコラム「音楽と整体の話」も。
著者 |
川崎智子 辻昌志 |
発行 |
微明社 |
その他 |
文庫サイズ / 192ページ / 無線綴じ |
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