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建築や都市を専門とする編著者らが集い、インタビューを主体としながら毎号異なるテーマを特集する『ノーツ』。様々な技術や知識、経験をもった人々との対話の記録と、それに並走する注釈、図版、写真を同時展開するという異色の構成が目を引きます。
自然と文化の接点であり、憩いの場でもある「庭」をテーマとした第一号、しばらく手に入らなくなっていた本号が数年ぶりに版を重ねました。約1000か所の修正を加え、サイズもひとまわりコンパクトに。
ジル・クレマン『動いている庭』の翻訳、直近では『デレク・ジャーマンの庭』の新訳でも知られる美学者で庭師の山内朋樹へのインタビューを筆頭に、都市生態学者、料理家、音楽家など様々な業種の人々と対話することで、あたらしい庭のつくり方、街の片隅への新鮮な視点、未来の自然環境への想像力、そして庭とともにある日々の暮らしや働きかたの、これまでとは別の風景を提示します。写真家・高野ユリカによる「庭」をテーマとした写真、20世紀を代表する造園家のカール・テオドール・ソーレンセンのテキストの引用にも編者らの注釈ノートによる応答を付し、異なる領域の実践者たちの議論を受け止める「庭」というプラットフォームをめぐり、直接のみならず場所や時代を超えた対話をも試みます。
大震災やコロナ禍、自然災害など、人間と非人間の関わりにおける困難の多い時代に、その接点を再考する場としての「庭」を考えるということ。
縦長の判型を採用したデザイン、見開きの左に対話、右に注釈というノートブック的な構成などエディトリアルにも技巧と必然性を感じる一冊。
編著者 |
井上岳+齋藤直紀+大村高広
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発行 |
ノーツエディション |
その他 |
132P / 135mm × 297mm / ソフトカバー |
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